研究

広がる鋳造の世界

自由な造形とリサイクル可能という優れた特徴を持つ鋳鉄は、現在、自動車用部品、機械用部品、家電用部品、厨房品などを構成する上で欠かせない基盤材料となっています。

基盤材料をつくる素形材産業の貢献なしで日本の「ものづくり」は成り立たないともいえます。

なかでも日本の製造業は国産の鋳物製品を品質の高さと安定した供給体制などの点で高く評価しています。

近年、鋳造に関して素形材としての性能向上のための研究と技術開発が進み、鋳物は新しい応用分野へと広がっています。

基礎研究部門
  • 超微細高強度鋳鉄の創製
  • 強靱鋳鉄の組織高次制御に関する研究
  • 強靱鋳鉄の高機能化に関する研究
  • 強靱鋳鉄の複合化に関する研究
新技術応用展開部門(水沢サテライト)
  • 超薄肉・軽量鋳鉄を活用した製造技術の開発
  • 超薄肉・強靱鋳鉄を活用した製造技術の開発および自動車部品への適用
  • 高磁気特性鋳鉄を活用した製造技術の開発
  • 超薄肉・強靱鋳鉄製造技術を活用した工芸品製造の技術開発